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■フクロモモンガは甘いものがお好き?


写真の動物は、一見してモモンガのように見えることからその名もフクロモモンガという。でも正確にはモモンガの仲間ではなく、カンガルーやコアラと同様に有袋類の仲間になる。フクロモモンガは他の有袋類の多くが暮らしている、オーストラリアとニューギニア、タスマニアに分布している。有袋類であるから当然メス親の腹部には育児嚢(いくじのう)、つまり"ふくろ"がある。ペットとして親しまれるようになって久しく、今日では多くの愛好家に飼われている動物だ。自然下ではユーカリの茂った森林などで暮らしている。樹上で暮らし、日中は木の洞など過ごし、行動はもっぱら夜間が中心だ。モモンガの名前があるように、彼らは前足と後ろ足の間には飛膜があり、ムササビやモモンガ同様空中を滑空できるのが大きな特徴だ。他の有袋類と同様未熟なまま子供を産み、生まれた幼体は母親の育児のうの中で乳を飲みながら成長する。 
ちなみにムササビやモモンガはリスなどと同様のげっ歯類に属しており、このフクロモモンガとは類縁関係もかなり遠い存在である。自然下での餌は樹液や花の蜜、果実あるいは昆虫などで、いわゆる雑食性の動物だが、果物などの甘いものを好むという習性から、シュガーグライダー[sugar glider]という英名をもっている。 フクロモモンガは少数でグループを作って行動しているが、そうしたグループ同士は共通の餌を保有しているため交わるということはなく、テリトリーを作って相容れずに暮らしている。そのためグループのオスでは臭腺が発達しており、テリトリーへの臭いつけのほか、グループの他個体へのマーキングにもそれを利用している。 そしてこのフクロモモンガ、実に多彩な声を出すことでも知られている。特に警戒音とも威嚇音ともとれる鳴き声は独特で、グググググともギュギュギュギュともとれるような、なんとも不思議な音で鳴くのである。ちょっと機械的なこの音は、最初は何が出しているのか戸惑ったほどだ。他にもいろいろなパターンの鳴き声でコミュニケーションしているようで、これがグループ内での絆にもつながっているようだ。

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■狂犬病のお話

狂犬病は、狂犬病ウィルスを病原体とする人畜共通の感染症(人にも動物にも感染する病気)で、人が発症すると100%死に至ります。日本では1956年を最後に発症は報告されていませんでした。しかし、2006年に2人の男性が、フィリピンに滞在している時に犬に噛まれ日本に帰国した後に発症してしまい、死亡した例が報告されました。日本にいると、既に撲滅されたように思われる狂犬病ですが、実は世界ではまだまだ狂犬病は一般的な病気なのです。北米、南米、欧州、中国、アフリカといった、とても広い地域で狂犬病の感染が報告されています。狂犬病を撲滅したとされる国は、日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ハワイ、グァムなど、ほんの一握りの国で、島国に多いようです。(2005年厚生労働省調べ)日本で狂犬病が撲滅された原因として、島国である事の他に、1950年に「狂犬病予防法」が施行され、飼い犬は登録して狂犬病ワクチンを接種する事が義務化されて、徹底的な対応をしたからだと言えるでしょう。狂犬病というと、犬(と人間)だけが感染するように思われがちですが実は我々の身近な、他の動物たちにも感染するのです。例を挙げますと、猫、きつね、ハムスター、アライグマ、スカンク、大きい動物では、牛や馬、羊、山羊、豚、そして、アヒルや鶏にも感染するのです。さて、最近の日本の状況ですが、実は「狂犬病は地球上から撲滅された」という誤った認識からか、狂犬病のワクチン接種率は、減少しているようです。※市区町村に登録された犬の狂犬病ワクチン接種率・・・39%(厚生労働省調べ、2004年の統計)このような状況で、海外から狂犬病に感染した動物が輸入され、そのウィルスが犬に感染したりすると、一気に狂犬病が広まる危険性が日本にはあるのです。やはり、狂犬病のワクチンは定期的に接種してもらった方が、飼い主さんにとっても、かわいいワンコ達にとっても、良いようです。

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■足の短い猫


短足の犬種が存在するのと同じように、足の短い猫も存在します。日本で現在もっとも人気のある犬種、ダックスフンドの最大の特徴は何よりもその短い足ではないでしょうか。また、近年人気の高いコーギーも短い足の犬種ですし、某靴メーカーのキャラクターにもなっているバセットハウンドも、短い足が魅力的な犬種です。猫の種類のなかにも短い足の猫種が存在します。それが、マンチキン(マンチカン)とよばれている猫です。マンチキン(マンチカン)は、1980年代にアメリカのルイジアナ州で発見された、1匹の足の短い猫をルーツとしています。そしてその猫の生んだ仔猫たちのなかに、足の短い猫がいたことから、猫種としての作出がはじまりました。一匹の猫から猫種を作出しようとすると、どうしても近親交配の問題は避けられません。そこで、作出の過程で様々な猫種の血が加えられることとなりました。このことから、マンチキン(マンチカン)には毛色や毛の長さ、顔や耳のかたちなど、様々なタイプが誕生することになったのです。そのため、猫種としての定義があいまいで、猫種団体によっては、猫種として認定できないとしている向きもあるようです。犬種のように、目的があって足が短いものに改良されたわけではないので、運動に関して不都合があるように思えるかもしれませんが、運動量は普通のプロポーションをもった猫に劣りませんし、ジャンプだってできます。このマンチキン(マンチカン)と言う名前、由来は映画や小説などでおなじみの「オズの魔法使い」に登場する背の小さなキャラクターからきているようです。

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■オシドリはおしどり夫婦じゃない?!

いつでもどこでも一緒に寄り添っている仲のよい夫婦のことを、「おしどり夫婦」と呼びますが、実際のオシドリはどうなのでしょうか。オシドリは東アジアを中心に生息している、カモの仲間です。日本でも夏は北日本で、冬は西日本でお目にかけることができます。繁殖期のオスは鮮やかな体色と銀杏羽とよばれる独特の羽を持ち、非常に特徴的な姿をしています。メスは全体的にグレーを帯びた褐色で、オスに比べると地味な印象を受けます。カモの仲間には珍しく、どんぐりが好物で、山と里の両方で生活しているようです。オシドリは漢字では鴛鴦と書き、鴛がオスを、鴦がメスを表しているそうです。そう聞くとオシドリはやはり「おしどり夫婦」の語源にふさわしくいつも一緒に寄り添っている印象を受けてしまいますが、実際にオシドリが一緒にいるのは、繁殖期の限られた期間だけです。交尾を終えたメスは、水辺の樹の洞などに卵を産み落とし、ヒナが孵るまで卵を温めますが、オスはこうした子育てには一切参加せず、メスから離れてしまいます。また、パートナーが毎年かわることも多いようで、「一生添い遂げる」ということもありません。オシドリは決して「おしどり夫婦」ではないようです。いや、もしかしたら「おしどり夫婦」の現実はそんなものかもしれないですね。

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最終更新日:2017/5/11

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